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日本刀と同じ材料・造り方の日本刀包丁 玉鋼 本焼き包丁

日本刀包丁とは

日本刀包丁が生み出される理由

日本刀包丁とは、刀鍛冶が造る日本刀とまったく同じ素材・作り方の昔ながらの包丁です。

日本刀の材料は、砂鉄です。今流通している鉄は、鉄鉱石から出来ているので、鉄の材料自体が日本刀とそれ以外ではまったく違うのです。
私達はより良い日本刀を造る事を目指し、全国の砂鉄を使い日本刀の材料を造り、日本刀を造っています。
その作刀の中で、テストピースとして生み出されているのが私達の作る日本刀包丁なのです。

すべてが手作り。
すべてが鋼の本焼き包丁。

もちろん焼入れは、日本刀と同じように刃文を入れて造ります。

最後に1本、1本研ぎ味、切れ味を確かめ納得のいくものだけを販売しています。お気に入りの一本を購入して頂き、使って頂けると日本刀の技を感じてもらえると思います。


刀工 上田祐定 インタビューより

「砂鉄は、採れる産地により成分が違う。産地により砂鉄の色も違う。チタンが多い砂鉄や酸化が進んだ砂鉄など千差万別です。室町期以前の日本では、その土地で採れる砂鉄で鋼を作り、その土地の刀鍛冶がその鋼を使い日本刀を造っていた。今で言う、地産地消ですね。交通網が発達していなかった時代、これが当たり前でした。だからこそ、その土地の刀の地鉄(ジガネ)には、その土地の特徴が出ているんです。それが、室町以後では鋼の大量生産と交通網の発達により、そのような特徴が無くなってしまう。現在では、九州の刀鍛冶も北海道の刀鍛冶も同じ鋼を使って作刀をしている。私は、それが嫌なんです。」
そう言って、上田さんは全国の砂鉄のサンプルを見せてくれた。 上田さん一門は、九州から東北まで全国の色々な砂鉄を使い製鉄をしている為、出来る鋼のテストピースとして包丁を作っている。

「刀の重さは1キロ弱です。その刀を作るには10キロから15キロの鋼がいる。15キロの鋼を作ろうと思えば、砂鉄が100キロ程必要なんですよ。初めての産地の砂鉄で作った鋼は、どんな鋼かわからない。だからいきなり刀を作ったりはしません。まずは、日本刀と同じ作り方で包丁を造ります。作る過程で、鉄の粘りや感度、刃文の入り方、研ぎ味を確かめ、出来上がった包丁で地鉄や刃文の様子、そして切れ味を1本1本確かめます。それで、これは面白いと思えば、その砂鉄で実際に日本刀を造ります。そこにある包丁のおかげで、私の日本刀は造られるんです。」
上田さんはそう言って、日本刀包丁を指差した。

「日本刀は、折れず、曲がらず、よく斬れ、そして美しい。美術工芸品なんです。日本刀と違い包丁は美術品ではない。日常の工芸品です。切れ味さえよければ売る事が出来るんです。私の包丁は、日本刀と造り方はまったく同じです。日本刀と同じ様に砂鉄から日本古来の製鉄法により作られた鋼を鍛える、叩いて形を作る、もちろん刃文を入れます。今日の打ち抜きの包丁やステンレスの包丁には、切れ味で負けませんよ。すべてが鋼なんで、3世代、100年は使って貰えると思いますよ。形は包丁でも、僕の包丁は日本刀由来の包丁なんです。」
そう上田さんは、自信満々に答えた。 刀鍛冶は、国家資格だ。一人が年間24振りしか日本刀の製作許可がおりない。許可制の上、許可が下りるまでに時間もかかる。必然的に日本で唯一、日本刀と同じ材料、同じ造り方で作られた包丁が誕生したには、そのような法律上の背景もある。わずか150年ほど前までは、当たり前に作られていた日本古来の包丁が、今日では唯一上田さん一門だけが作り守っている。

「日本刀が少しでも皆さんの身近な存在になってもらいたい。だからテストピースで作った包丁は、気に入った物があればお譲りしています。日本刀は日常生活で使う機会は無くても、包丁なら毎日使いますからね。私は60歳を過ぎました。これからは、後世へ残すような日本刀を造りたいんです。その為には、まだまだ自分なりに考えた配合の鋼を製作し、テストピースとして包丁を製作し、それで鋼の特徴を判断して、素晴らしい日本刀、後世へ遺るような日本刀を造りたいんです。同時に次の世代に、日本刀の文化・伝統を伝えるのも、私たち刀鍛冶の役目だと思っています。」
そう上田さんは話した。





刀工 上田 祐定作 刀



砂鉄を分析し、自分なりに配合した砂鉄よりたたら製鉄をし、その鋼から思い通りの作風が見えてきた作品。
刀鍛冶として独立後、三十数年間に及ぶ月日を砂鉄よりの自家製鉄に人生のすべてを懸け、その研究の成果が作品に現れ、他の刀工とは明らかに違う地鉄は、まさに孤高の刀工の名にふさわしい。努力工夫は自分でするものだという師の教えを守り、60歳を過ぎた今でも20代の弟子以上に精力的に仕事に励む。


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名義 上田 範仁(うえ のりひと)