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日本刀と同じ材料・造り方の日本刀包丁 玉鋼 本焼き包丁

刀工紹介

【履歴書】 刀工 上田 祐定

 昭和22年生まれ
 高知県出身
 岡山県立烏城高等学校卒業
 建設省建設大学校建設機械施工管理過程終了
 岡山県産業開発青年隊終了
 サラリーマンとして就職するも脱サラして刀鍛冶の道へ


なぜ刀鍛冶になろうと思ったのか

高校時代より武道をしており、当時は昭和の剣士を目指し、厳しい練習に精を出していました。サラリーマンになった後も、武道を続けておりました。もっと斬れる日本刀が欲しい。それを自分の手でどうしても造りたくなり、その衝動が抑えられず、すでに妻と子供がいましたが一念発起!当時としては珍しく脱サラして刀鍛冶の道へ進みました。

刀鍛冶になって

給料の無い7年の修行に耐え、刀鍛冶として独立することが出来ました。早速、自分で日本刀を造り始めたのですが、自分の納得する斬れ味の日本刀が出来ないんです。試行錯誤の末、その原因は鉄、製鉄方法にある事が分かりました。私の師の一人である今泉刀匠から習ったたたら製鉄の研究を本格的に始めたのがこの時です。そして鍛刀の技術を高めるために、奈良県の河内国平刀匠の所でもう一度修行をしました。
その後も、自ら砂鉄よりたたら製鉄で鉄を造り、その鉄で日本刀を造り、自ら試し切り等をして自分の理想の日本刀を目指しての作刀を続けました。
また、たたら製鉄の研究の過程で色々な科学者の方と知り合い、最先端の科学の目から伝統技術を再検証する事の重要性や、最先端の科学にて理解・発見・体験出来た色々な事は、他の刀鍛冶には出来ない特権であります。同時に、最近の科学でも解明できないような先人の技術、知恵と工夫、想像力には只々感心するばかりです。

これからの私の目標

最近の私の造る日本刀は、30年間のたたら製鉄の研究の成果が、地鉄・刃文に現れてきて、目指す作域にかなり近づいています。私の40年間の職人生活は間違っていなかったと確信しています。目指すべき作域に向かって、これからもたたら製鉄、そしてまだまだ弟子には負けないように鍛刀技術の向上を目指し、死ぬまで大好きな日本刀を造りたいと思います。






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名義 上田 範仁(うえ のりひと)